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 みなさんは便秘で悩んだことはありますか?便秘とは何日もすっきりしていないからと決めつけられるものではありません。そこで、便秘とはというテーマで詳しく便秘について考えてみましょう。

便秘とは?

便秘というのは排泄の回数が少ないこと、排泄物がおなかの中に溜まっていることを示しています。つまり、体にとっていらなくなったものを溜めているということになりますね。便秘の定義はこのように記されていますが、人それぞれ便秘と感じる程度には差があります。
 たとえば、毎日便通があっても何だかおなかがすっきりしないという時は、まだ老廃物が溜まっていることを示しています。便がまだ残っている気がする、おなかが苦しいという時は便秘ということができるんです。
 一方で、数日便通がなくても平気な人もいます。特に苦痛を感じることもなく普通に過ごしているようであれば、それは便秘ではないということになります。毎日便通がないと便秘というわけでないんです。苦痛を感じるほどになったら便秘といえます。

便秘の原因もさまざま

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 便秘にはいくつかの種類があります。何が原因で便秘になっているのかという点についても人それぞれです。生活環境の変化やストレスも大きいですし、食事や運動量によっても左右されてきます。いつも栄養バランスのとれた食事を取ることも難しいですし、職場や学校の環境が変わる、住む場所が変わるなどの変化も避けることはできません。このようなことで便秘になるのは誰でもよくあることです。また、ペースが戻ってくるとスムーズに便が出るようになります。
 また、腸という臓器自体に問題が起きている時にも便秘は起きやすくなります。そして、便意については脳も関係しているのでこれが伝達されなければ便を出すことができません。このように便秘の原因も何が関係しているかによって、大きく異なってくることがわかります。便秘と上手に向き合っていくためには、まずは生活を規則正しくしていくこと、食事も健康を意識したものに変えていき、ストレスを溜めないようにしてみましょう。
 いくら改善してみても便秘が治らないというときは、腸に問題がある場合が多いです。どうにも便秘が治らなくて辛いときには専門医にも相談してみましょう。

 便秘の種類と原因、いかがでしたか?あなたはどの便秘に当てはまるかチェックしてみましょう。その上で原因を追求して、対策を取っていけるといいでしょう。便秘をそのまま放置せずに原因を探ってできることから始めていきましょう。

便秘に種類があるって本当?

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便秘といっても原因もさまざまであり、また種類もいくつかあるとされています。自分の便秘はどれに当てはまっているのか、一度チェックしてみませんか?

・機能性便秘

 まずは、機能性便秘について。機能性便秘の中でもいくつか種類があり、急性便秘・慢性便秘・医療性便秘の3つがあります。急性便秘は一過性と言われていて、いきなりやってくるという特徴を持っています。食物繊維の摂取量や水分が極端に少なかったときや生活環境の変化によってストレスがかかっているときなどに起こりやすくなっています。つまり、生活の中から影響していることが多いです。一方、慢性便秘については便秘の状態が長く続いていることを示しています。便が大腸の中にしばらくとどまったままになっていて、数日間便が出なくなります。そして、医療性便秘は薬の副作用によって起きる便秘とされています。医療性便秘については特にガン患者さんに多く見られる便秘になっています。薬によって副作用が起きているんですね。
 このうちの慢性便秘についてはさらに種類が分かれており、弛緩性便秘・痙攣性便秘・直腸性便秘の3つに分けられます。機能性便秘自体、腸の機能が低下することで起きるとされていますが、便秘の種類によっても特徴が少しずつ違っています。弛緩性便秘は大腸の運動機能の衰え、筋力の低下によって便を出す力がなくなっている状態になります。この弛緩性便秘は高齢者や出産の回数が多い女性に見られる便秘になっています。
 次に痙攣性便秘はストレスから自律神経が乱れて腸の運動が引きつったようになり、便がスムーズに流れなくなります。環境の変化や過敏性腸症候群が関係していることがあります。3つ目の直腸性便秘は便は直腸に運ばれているものの、脳に便意が伝わらないために便が出ないという状況になります。便意をつい我慢してしまうことで起こりやすい便秘になります。便を出すことが恥ずかしい、行くタイミングを失ってしまう、痔なので便をするのが怖いといった気持ちの面や、体が自由に動かすことのできない高齢者や寝たきりの人に多い便秘となっています。

・器質性便秘

 機能性便秘ともう1つ器質性便秘があります。器質性便秘については腸そのものが病気になっている可能性が高いです。大腸の疾患があったり、腸の長さや太さによって起きる便秘になります。病気が影響している場合には治療をしていくことで便秘が改善されることが多いです。先天的な場合には、うまく便秘と付き合っていく方法を見つけていくことになります。

 便秘にはこんなにも種類があったんですね。病気が関係しているもの、日頃の生活が影響しているものなど、ただの便秘とは言い切れないことがわかるでしょう。

便が溜まると体の中はどうなる?

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 便を溜めたままにしておくのは体によくありませんが、具体的にはどんなふうに良くないのでしょうか?
 まずは、腸内環境が悪くなってしまいます。溜まった便をエサとしてクロストリジウムといった悪玉菌が増えて行きます。このクロストリジウムがたくさん発生すると、発がん物質やアンモニア、硫化水素などの有害物質も出すようになります。この有害物質は便秘が続くと共に血液の中を巡り体中に行き渡ってしまいます。ここから、肌荒れや体調にもトラブルが出てくるのです。
 ニキビなどの吹き出物が多くなったり、カサカサと肌が乾燥したりとお肌の悩みが便秘である限り続くこともあります。さらには、おなかが痛い、苦しい、吐き気がするといったように明らかに体に不調のサインが出てきます。
 こうしてみると、体内に老廃物を溜めたままにするのではなく、適度にすっきりさせておくことが大切だとわかりますね。便をできるだけ溜めないような生活を送ることが大事です。

過度なダイエットにも注意しよう

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 便秘で悩むのは女性が多いと言いますが、これは多くの女性がスタイルを維持するためにダイエットをおこなっているという点も関係しているでしょう。私たちは体を作り上げていくために食べ物を食べます。しっかり食べることで、便となって出てくるわけです。食べる量が少ないと便を作り出すことができず、悪玉菌も増えて有害物質も増えて行きます。そして、体は有害物質を外に出そうとするため、代謝も落ちて行き結果的に痩せにくい体にもなっていってしまうんです。ダイエットをしているつもりが逆効果になってしまうんです。
 確かにカロリーの高いジャンクフードばかり食べていては体によくありません。しかし、バランスの取れた食事はしっかり食べることで排泄を促せるので、ダイエットの時には特にその点を意識して食べるようにしないといけません。便の質を良くするためにも食事はとても大切です。

便秘はいろんな不調を招く

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便秘は人それぞれの感じ方で変わってきますが、やはりいつもと違う不調を感じるようであればそれは便秘と思っていいでしょう。便秘になるとこんな不調を感じるようになるんです。

・肌荒れ
・痔
・腹痛
・冷え性
・胸やけ

 便が出ないことでお肌や体にもいろんな不調が出てくるのが分かるでしょう。中でも痔や腹痛、胸やけは日々仕事をする際にも辛くなってしまうので、できるだけ早く改善していきたいものです。冷え性や肌荒れについても体を温めるようにして、便意を促す果物などを積極的に食べるようにして便通をスムーズにしていきましょう。
 便が出ないために必死でいきむ形になると肛門にも負担がかかります。さらに、便秘の時に出る便というのは固めなので、それが肛門を傷つけてしまうと言われています。そして、腹痛もいきなりやってきたら困りますが、ガスが溜まっておなかが張ったようになるために腹痛が起きます。だるさも出てくるというので、しばらく様子を見ておきましょう。
 便秘によって起こる不調はどんな症状が出てくるか一概に決め付けることはできません。ただ、このように1つにはとどまらないということを覚えておきましょう。その上で、もし気になる症状を感じたら少しでも改善できるように生活を見直していきましょう。

便秘はいろんな年代で起きうるもの

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 便秘は日頃の生活習慣と深い関係があります。ここから、便秘は小さな赤ちゃんから高齢者にまですべての人に起こりうるものであることを知っておきましょう。赤ちゃんでも便秘になる子はいます。浣腸や便を柔らかくする薬を処方されることもあります。高齢者になると代謝も悪くなり、食事の量が減るためにスムーズな排泄が促せなくなってきます。腸の働きも徐々に鈍くなってくるので便秘になりやすいです。
 このように、すべての年代に便秘は当てはまるので、習慣化しないように便秘のケアをしていく必要があります。

 便秘の定義は一言に決められるものではなく、その人のペースによっても変わってきます。また、どんな生活をしているか、どんなものを食べているかといった生活スタイルからも便秘になりやすい人とそうでない人とに分かれてきます。便秘が慢性化すると不調が続くようになるのでしっかりと対策を取っていきましょう。
 

便秘に効く食べ物って?

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便秘で悩んでいるときいろんな方法を試してみると思いますが、便秘に効く食べ物であれば手軽に試せるのでいいですよね。そこで、効果があると言われている食べ物について紹介しましょう。

オリーブオイル

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オリーブオイルを普段から炒め物などに使用している人もいるかもしれませんが、これぐらいの量ではすぐに胃に吸収されてしまうため、腸にまで届きません。しかし、意識してスプーンに1杯のオリーブオイルを飲むようにすると便秘に変化が現れます。朝ごはんのときに一緒に飲むと排便を促してくれます。オリーブオイルに含まれるオレイン酸が便秘に効くと言われているんです。
 これぐらいの量を飲むことで腸の蠕動運動を活発にしてくれるので、スムーズに排便できるといいます。オリーブオイルを飲むのを日課にすると、老廃物をすっきりと外に出してくれるので、頑固な便秘から開放されるでしょう。普段硬めの便だという人もオリーブオイルを飲むようにすると柔らかくなるのでおすすめですよ。

 

プルーン

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プルーン、普段あまり馴染みのない存在ですがドライになってスーパーには売っていますよね。このプルーンが便秘の時にいいんです。プルーンには水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の両方がバランスよく入っているんです。さらに、便秘を解消してくれると言われるソルビトールも含んでいます。
また、大腸での水分吸収を抑えてくれるので便が硬くなるのを防いでくれる働きもあります。

 

バナナ

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 便秘のときにいい食材としては定番でもあるバナナは食物繊維が豊富で、オリゴ糖を多く含んでいます。便秘にはオリゴ糖がいいとも言いますが、これがバナナを食べるだけで摂取できるんです。さらに、バナナにはレジスタントスターチというでんぷん質を含んでおり、大腸まで届いた後に善玉菌が増えやすい環境を作ってくれます。
 そして、バナナを食べるタイミングとしては、やはり朝食時でしょう。食後のデザートにもぴったりですし、朝どうしても時間がないときにはバナナを1本食べていくだけでも違います。年中手に入るバナナ、常備しておくと便利ですね。

 

リンゴ

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リンゴは便秘の時におすすめな果物です。アップルペクチンという成分が、整腸効果が高いと言われています。この成分は大腸にまでしっかり届くので、腸内環境も整えていくことができます。そして、このアップルペクチン、実はリンゴの実よりも皮の方に多く含まれているので、できればきれいに洗って皮ごと食べるようにしてみましょう。実だけで食べるときよりもお通じが改善されるでしょう。
 また、多くのフルーツは生で食べた方が栄養分をそのまま吸収できそうですが、リンゴに含まれているアップルペクチンについては加熱しても壊れないので、リンゴのお菓子やコンポートとしてアレンジも可能となっています。生のリンゴに飽きてきたら、いろんなアレンジを楽しんでみるのもいいでしょう。

 

乳酸菌と発酵食品

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腸内に善玉菌がたくさん増えてくると腸内環境は整っていると言えます。その善玉菌を増やすのに活躍してくれるのが、乳酸菌と発酵食品です。この乳酸菌と発酵食品、私たちにとってはとても馴染みの深いものたちばかりです。ヨーグルトやチーズ、ぬか漬け、味噌、納豆といったように日頃からよく食べるものも含まれているのではないでしょうか? 和食でも洋食でも乳酸菌と発酵食品は手軽に食べられるということがわかりますね。腸内環境を整えていくためにも、日頃から積極的にこれらの食材を使ってみましょう。

アボカド

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美容の面で絶大な効果があると言われているアボカドですが、実は便秘の時にもおすすめなんです。アボカドには食物繊維が豊富に入っています。便秘には食物繊維が欠かせないので、アボカドも普段から食べていくようにすると便秘が改善されるでしょう。ただし、アボカドはカロリーが高めなので食べ過ぎには注意しましょう。

運動不足も便秘の原因って本当?

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運動不足だとなぜ便秘になるか詳しく考えたことはありますか?まずは、腹筋が弱くなることが挙げられます。便というのは腸の蠕動運動がきちんとできているからこそ、スムーズに排出されます。この蠕動運動をしっかりするためには腹筋の力が必要になります。適度に運動をしていると腹筋が鍛えられていると腸もしっかり機能してくれます。
また、自律神経も関係しています。普通排便しようとする時には、副交感神経が活発に働いています。しかし、運動不足になるとこの副交感神経の働きも鈍くなってしまうんです。その結果、スムーズな排便ができなくなってしまいます。
 この2つの点から運動不足と便秘は深い関係があると言えるのです。

便秘に効果のある運動とは

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便秘はじっと動かないでいる時間が長くなることで腸の運動が鈍くなるとも言われています。ちょっとした運動を加えるだけでも便秘がすっきりしたという例もあります。便秘で辛くなると運動をするのも乗り気はしないかもしれませんが、簡単にできることから始めてみましょう。

軽い有酸素運動が便秘に効く

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便秘のときだけでなく有酸素運動は体にいいとされていますが、副交感神経を活発にしてくれるので腹筋運動にもつながるんです。有酸素運動といえば定番はジョギングやウォーキングですが、どちらも気軽にいつでも始められるのでおすすめになっています。この有酸素運動は1日20分~30分でいいと言われているので、これぐらいなら毎日続けられそうですよね。
普段なかなか時間が取れないという人は駅までを歩いてみたり、階段を使うようにするなど生活の中で意識していくといいでしょう。全身の血行も良くなっていくので、新陳代謝が高まり、腸の運動も活発になっていきます。

 腹筋も効果アリ

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腹筋があるかどうかで便秘になりやすいかも分かれてくるので、日頃から腹筋を鍛えているだけでも自然な排便を促すことができます。そこで、自宅でも腹筋を日課にしてみましょう。
 
・膝を立てて仰向けになり、手は頭の後ろで組んでおく。
・おへそが見えるまでゆっくりと上体を起こしていく。そして、8秒数える。
・また仰向けに戻り、これを10回繰り返す。 

時間としてはそんなにかからないので、テレビを見ているときや部屋でリラックスしているときに軽くできると思います。慣れるまでは少し辛く感じるかもしれませんが、継続すると腹筋も得意になり、便秘も解消されるのでメリットづくしといえるでしょう。

うつ伏せゴロゴロ運動もおすすめ

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 腹筋はみなさん名前を聞いてどんなストレッチか思い浮かべることができると思いますが、こちらのうつ伏せゴロゴロ運動についてはどうでしょうか?そのまんまという感じもしますが、これが便秘に効果があるんです。うつ伏せになることで直接お腹を刺激していくことができます。そして、左右にゴロゴロ転がすことで腸内に溜まっている便のつまりをほぐしてくれるんです。
 まさかとは思いますが、実際にこのうつ伏せゴロゴロ運動をして約10分後に便意がやってきたという人も増えているそうです。

やり方

・お風呂に上がってからすること。運動の前にはコップ一杯の水を飲む。
・布団の上でうつ伏せになる。
・そのまま振り子のように左右にゴロゴロとする。寝返りを打ちそうになるギリギリで止める感じです。
・1分間ゴロゴロをして1分うつ伏せのまま休憩。
・これを5セット行って、合計時間としては10分の運動に。

やり方もとても簡単ですね。お風呂上がりの体が温まってリラックスしている時にすると軽い運動が気持ちよくできるでしょう。それでいて便秘もすっきりするというので、試してみる価値はあるでしょう。

 骨盤矯正をして便秘もすっきり

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 骨盤は気づかないうちにずれてしまっているものです。下半身太りやお腹ぽっこりといった悩みも、骨盤の歪みから来ていると言われています。骨盤ダイエットをするだけで理想のボディをゲットという話もありますが、骨盤矯正すると便秘もすっきりするんです。
 骨盤矯正というと素人ができるの?難しそうと感じてしまいますが、とっても簡単です。なんと、お尻にタオルを敷いて座るだけでいいんです。タオルは分厚めにするのがポイントです。タオルを敷くだけなのに実際にやってみると背筋が伸びてきます。これで骨盤を引き締めることができるので、排便もスムーズになるというわけです。
 1ヶ月ほど続けると猫背も便秘も治っているのを実感できるでしょう。タオルの上に座るだけでいいので何かをしながらでもできそうですね。

便秘の時の薬やサプリメント、治療について

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便秘を改善しようと食事や生活を見直してもなかなかよくなる兆しが見えないという時には、最終手段として薬や治療、サプリメントを考えることもあるでしょう。そこで、便秘の薬や治療、サプリメントにはどんなものがあるのか解説していきたいと思います。

 便秘の時の薬

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まずは、便秘の時の薬について見ていきましょう。瀉下薬(しゃげやく)と呼ばれるものがあり、つまりは便秘薬や下剤のことを指しています。この中にも種類があります。2つの酒類があり、刺激性下剤と機械性下剤とに分かれます。刺激性下剤は小腸や大腸に刺激を与えて蠕動運動を活発にさせます。機械性下剤の方はというと、便の水分を増やすことで排便を促すという働きがあります。

・刺激性下剤

 刺激性下剤にはアントラキノン系とジフェニルメタン系の2つがあります。アントラキノン系は効果をしっかりと実感できると言われているので、頑固な便秘で悩んでいる時にはすっきりします。ただし、長い期間使っていると大腸黒皮症といって腸の働きが鈍くなったり腸の粘膜が黒ずむという症状が起きることがあるので使用頻度に気をつけましょう。
 また、ジフェニルメタン系は比較的新しい下剤になっており、アントラキノン系よりは効果がソフトだと言われています。薬を飲んだことでいきなり腹痛に襲われるということもないのでいつでも安心して飲めるでしょう。市販の便秘薬にも使われていることがあるので、体にはそこまで大きな負担なく利用することができます。
 

・機械性下剤

 機械性下剤については膨張性下剤と湿潤性下剤、塩類下剤、坐剤があります。膨張性下剤はたくさんの水分と一緒に飲むことで膨張していくため、便のカサが増えて排便を促してくれます。湿潤性下剤は界面活性剤を使って便を柔らかくしていきます。ただし、そこまで効き目がないと感じる人もいるので、アントラキノン系と併用する場合もあります。
 また、塩類下剤はマグネシウム系の便秘薬になります。腸内に浸透圧の高い物質を入れることで大腸の中の水分量を増やします。そして、便を柔らかくしてくれるんです。最後の坐剤は座薬と呼ばれるタイプのもので肛門から入れていく薬になります。内服薬と一緒に使うことで即効性が期待できるので、どうしてもお腹をすっきりさせたい時には良いでしょう。
 
 便秘薬にもたくさん種類がありますが、飲んでいると効果は期待できます。しかし、デメリットとして一部副作用があったり、根本的な解決にはならないので本当に辛い時にだけ頼るようにするといいでしょう。

 

便秘に効くサプリメント

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続いて便秘の時に効くと言われているサプリメントについて見ていきましょう。便秘サプリメントと言われているものには、便秘を解消するのに効果が期待できる成分を凝縮して配合しているというメリットがあります。そのため、食事内容ですべてを完璧にこなすのが難しい場合にはサプリメントにもお世話になるといいです。たとえば、乳酸菌やビフィズス菌、オリゴ糖、食物繊維、ビタミン、ミネラルといった成分を配合しています。
 しかし、サプリメントの場合はいろんな商品が出回っているのと、即効性はないというデメリットを知っておかないといけません。クチコミなどを参考にどの便秘サプリメントを選ぶかは慎重に選びましょう。そして、数ヶ月飲み続けてみてあまり効果が得られないなと感じたら、それは自分には合っていないということになるでしょう。

 便秘の治療とは

 治療と聞くと病院で医師に見てもらうわけですが、便秘の時にどんな治療をされるのか不安ですよね。最近では便秘外来という専門の科もできているぐらい、便秘で悩んでいる人が増えてきているのかもしれません。
 便秘の治療ではまず問診から行います。いつから便秘で悩んでいるのか、排便の頻度、腹痛について、血便はないかなどと一覧が表示されているので、その質問に順番に答えていきます。問診が終わったら、次に触診に進みます。ここでは、お腹を触った状態で張り具合などからわかることもあるんです。
 続いて、血液検査や腹部X線検査に移る場合もあります。ただの便秘ではなく、何かの病気から便秘になっているようであればここで異常が発見されるでしょう。その他にも大腸内視鏡検査を行うこともあります。一度も受けたことがないという人は挑戦してみるのもいいでしょう。ただの便秘かそうでないかの判断から、自分の便秘のタイプに合った治療法を見つけてくれるので、何をしても便秘が良くならないという時には治療へすすんでみるのもいいでしょう。

 便秘は一時的になっていることもあれば慢性的な場合もあります。ひどくなると体が不調に感じることも多くなるので、気になる症状があったら早めに病院に行くか、便秘を改善してくれると言われているサプリメントを活用してみましょう。便秘薬も上手に使っていけば辛い時にすっきりさせることができます。

まとめ つらい便秘は普段からの予防が大切です

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 便秘はなってしまうと慢性化する恐れもあります。そこで、便秘にならないように予防していくことが大事です。ここでは、便秘の予防法についてどんなものがあるのか記載していきましょう。

 

3食しっかりとバランスよく食べること

 便秘にならないようにするためには食事が一番重要になってきます。食べたものが腸に届くわけなので、どんな便になるかも食べ物の内容によって異なってきます。そこで、基本でもありますが、3食しっかりバランスよく食べるようにしましょう。毎日忙しく過ごしていると朝食は抜きになってしまったり適当に済ませがちです。お昼や夜はつい外食が多くなってしまうこともあるでしょう。
 この食生活を改善していくだけでも、便秘の予防ができます。できるだけ自炊する、お弁当を作る、果物も上手に食べるといった意識をするだけでも便秘を予防できるでしょう。便秘から開放されるだけで体の調子も整うので、より食事もしっかり食べようという気持ちになれるでしょう。

 食事の中でも食物繊維を多めに食べよう

 バランスのいい食事を取るのが一番ですが、その中でも食物繊維は日頃から意識して食べるようにしましょう。食物繊維は便の量を増やしてくれます。腸を刺激する働きもあるので、スムーズな排便を促してくれます。食物繊維は野菜に多いイメージがありますが、果物や海藻類にも含まれます。バランスよくこれらを食事のメニューに入れていくといいでしょう。特に海藻類はわかめやヒジキ、昆布、海苔と日頃から使いやすいものが多いので、積極的に食べていくといいでしょう。

 しっかりと睡眠を取る

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 便秘を予防していくためにはしっかりとした睡眠も必要になってきます。睡眠を十分にとっていると、疲れやストレスも軽減できます。睡眠不足だと朝も起きにくくなるので、食事も疎かになってしまいます。睡眠が取れていないことで生活が乱れてきて、体の調子も悪くなっていくので、ここから便秘になる可能性も高いです。
 便秘にならないようにしていくには、しっかりとした睡眠も必須になってくるんです。

 適度な運動も大事

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 運動不足は体に良くないと言いますが、これは便秘にも当てはまります。便秘で悩んでいる人は日中デスクワークが多くてじっとしていることが多いといいます。そこで、意識して運動を取り入れていくことをおすすめします。極端に激しい運動は体が慣れていないと辛いので長続きしません。
 おすすめはウォーキングや軽いランニングといった有酸素運動になります。ウォーキングであれば景色を楽しみながら、また音楽を聴きながらでもできるので続けやすいと思います。適度な運動をすることで腸の働きが活発になるので自然と排便できるようになります。
 ついでに、お腹のマッサージや腹筋を軽く鍛えておくと、より便秘にならずに済むでしょう。便を出す力大切です。

 水分補給はしっかりと

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 便秘になりやすい人は水分が足りていないという原因も挙げられます。1日2リットルが水分の目安と言いますが、これを基準に水分をとっていくようにしましょう。特に朝起きた時のコップに一杯の水が便秘には効果的と言われているので、これを日課にするだけでも便秘予防につながるでしょう。
 水分が足りていないと便が硬くなってしまうので、硬くて出にくくなってしまいます。自然な排便を促すためにも水分はこまめに取っていくようにしましょう。

 

我慢せずにトイレに行く

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 便秘になる原因の一つにトイレを我慢してしまうということがあります。会社ではトイレに行きにくい、家でも彼氏がいると行きにくいと女性の場合はついつい我慢してしまいがちです。これではせっかく来た便意が徐々に薄れてしまい、神経も麻痺していきます。その結果、便意を感じなくなってしまい便秘へとなっていきます。
 行きやすい環境の時はできるだけ我慢をしないようにトイレに行ってみましょう。便意を感じた時に行くと早くすっきりさせることができるでしょう。

 

その他、便秘予防にいいこと

 ここまでいくつか便秘予防にいい方法を紹介してきましたが、この他にも予防する方法はあります。たとえば、体を冷やさないこと。お尻やお腹は特に冷やさないようにしましょう。冷えは便秘になってしまうので、夏場でも冷やさないようにお腹のあたりを温めておくことが大事です。
 また、乳酸菌を含む食品を日頃から食べるのも便秘予防にいいでしょう。ヨーグルトが定番ですが、腸内環境を整えてくれるので便秘予防には最適です。ヨーグルトはいろんな種類や味もあるので飽きることなく食べられそうですね。手軽に食べられるのも便利です。
 乳酸菌もおすすめと書きましたが、適度な油脂もスムーズな排便には欠かせません。オリーブオイルは飲むのがいいと言われるのもこの理由からですね。摂り過ぎはよくありませんが、適度に取ることで便秘を改善してくれるため、日頃から取っていると便秘予防もできます。

 便秘を予防するのにいいと言われる方法は結構あるんですね。身近に実行できることもたくさんあるので、便秘にならないように予防を始めていきましょう。