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高血圧というのは必ず何かしらの原因があるというよりも、いくつもの要素が合わさっていくことで起こってくると考えておくと良いす。その理由としては、高血圧を1つの要素だけで改善しようと思ってもなかなか改善しないことが多いからなのです。

例えば、高血圧の一番の原因と思われている、「塩」の存在ですが、この塩分取りすぎというのは言ってしまえば、運動をしっかりしている人であれば高血圧にあまり影響していくことはありません。問題となるのは塩分の取りすぎというよりも、運動不足であることも多く、「塩」だけに注目してしまっていては、高血圧の改善をしていくことは難しくなってしまいます。

日本食というのは塩分が多い食事というようなイメージがあるかもしれません。しかしこれは比較的現代の日本食に言えることであり、昔からある日本本来の食事というのは本来そこまで大量に塩を利用していくことはなかったとされています。
「日本食が良い」と言っても、現代の味の濃い日本食を毎日多く食べてしまうようなことがあれば、高血圧というものを解消することは難しくなってしまいますね。

塩分というのは、意外とどの食事でもしっかりと取っている傾向があり、甘い食べ物にすら塩が利用されていることも多いです。現代の食事で塩分を適切な量に抑えていく(WHOによって一日の適切円分量は6グラム未満とされていますが、一般的に1日11グラム摂取している人が多いとされています。)ことはそう簡単ではありません。
現代の生活というのは誰しも高血圧になりやすい環境であるということです。
しかし、そう言っても高血圧である人とそうでない人というのはいるものです。そのためここでは「塩分の取りすぎ」というもの以外で高血圧になりやすい人の特徴を紹介していきます。

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周囲に気を使いすぎる人は高血圧になりやすい

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高血圧というのはストレスの影響を大きく受けます。
そもそも、高血圧とは何か・・・ということですが、高血圧は緊張状態を体にもたらす、防御反応で、身の危険から効率よく回避していけるような身体状況を作り出している要素でもあるのです。
しかし、常に緊張しているような状況だと、それが通常の状態になってしまって、高血圧になりやすい体になってしまいます。
周囲に気を使いすぎている人は、まさにこのような状況になっている可能性が大きく、気を使いすぎることで常に緊張状態に陥ってしまっていることが多いです。

そうなると「高血圧」は食事だけで改善をしていくことは難しくなります。いくら食事で塩分を制限しても、体が高血圧になるよう命令をしているので、血圧はなかなか下がらないでしょう。(食事制限をしすぎてさらにストレスを大きくしてしまうリスクすらあります)

周囲に気を使う人は、自分の状態に気付けない人がとても多いです。
しっかりと寝る、たまには汗をかく等、リフレッシュできる時間を作っておきたいものです。
(意外とこのストレスによる高血圧というのはやっかいなものです。というのも目に見えないストレスが原因であり、それに対処するというのは日本人は苦手な傾向があります。体を動かせる趣味だけでなく、「楽しい」と思える趣味がある、あるいは周囲の人を忘れて自分を見つめていける時間を作れれば良いですね)

高血圧を改善しようとし運動をしすぎている人

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運動によって血圧を正常にしていこうとするのはとても良いことです。言ってしまえば食生活が乱れている、ストレスが多いとしても運動によって強制的に血圧を正常に戻していくことすらできます。

とは言ってもあまり運動だけに頼ることは良くありません。
その理由が「運動のし過ぎ」です。

高血圧というのは運動のし過ぎ、負荷が大きすぎる運動によって引き起こされることもあります。
運動をしていくとどうしても「もっときつい運動をしたい」と思いがちです。特に筋トレなんかはそうでしょう。

しかし、きつい運動、負荷の大きい運動というのは血管にとても大きな負担を強いていきます。
その結果、血管自体が激しい運動に耐えられるように丈夫になろうとするのです。そうすると当然血管自体は固くなるので、血圧が高まってしまいます。

血圧を下げるための運動が血圧を上げてしまうことになるのです。

ですけど、この運動による高血圧化というのは病気ではなく、体の変化であるのでそこまで大きな問題ではないと言えるでしょう。運動をしないで、血圧が高くなってしまうよりはずっと良いです。
ただ、運動による高血圧であるのか、症状としての高血圧であるのかということは医者でも判断できないことがあります。そのためあまりにも血圧が高くなっている場合には、激しい運動はせず、一度しっかりと医師に確認をしてもらう必要があります。

塩分に対して過敏に反応する人と、そうでない人がいる

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実は同じ塩分量でも、高血圧になりやすい人と、なりにくい人がいます。これを塩分感受性、塩分非感受性と言います。非感受性の人は、塩分を多くとっても高血圧になりにくいということがわかってきています。

ですが、これって良いことなの・・・と思う人も多いのではないでしょうか。

その通りで、悲感受性の人というのは塩分を取りすぎてしまっても高血圧の症状が出てきません。これはある意味で塩分の取りすぎであることを体が信号として発信しにくい環境であると言えるでしょう。(高血圧になりにくくても塩分の取りすぎによって他の病気になることは当然あります。)

逆に言うと、塩分で高血圧になりやすい人は、高血圧で塩分の量を調節しやすいことになります。関心を持って、予防という意識を持つことができれば、塩分の影響を受けやすいという特徴をメリットにしていくことはできるでしょう。

以上が血圧になりやすい人の特徴です。はっきり言って、特徴を1つも持っていない人というのはまずいないでしょう。
高血圧に無関係な人はまずいません。どれだけ関心を持って予防をしていけるか、自分の体の調子を見ていけるかが大きく重要になります。
病的な高血圧に気づければ、それは長寿の秘訣となるはずです。