腎臓病、特に慢性腎臓病の場合、一度機能が低下した場合完治することはありません。腎臓病の治療は、塩分摂取管理を中心とした食事療法や薬物療法、透析療法などを総合的に行う事が大切です。腎機能の低下を防ぐために生活習慣の改善など、病気の進行状況に応じた治療を専門家の指導のもと、行なっていくことが重要です。ここでは病気の進行状況にあった治療法を詳しく解説していきます。

腎臓病の治療の基本は食事療法です

食事は健康の基本であり、同時に病気を進行させない重要な要素です。食事療法というのは治療をするというよりも、病気の進行を予防していくこと、体質改善をして、病気になりにくい体にしていく意味のほうが大きいと考えることもできます。しかし食事療法を勘違いして食事制限と思ってしまっている人も多く、食事制限というのは人の生命に関わってしまう重篤な症状を引き起こしてしまうこともあるので、この勘違いは非常に危険と言えるでしょう。
食事療法はしっかり専門家の指導の下行なっていくことが基本となります。

腎臓病においても食事療法はとても大きな意味を持ってきます。食事療法をすることで症状の進行を大きく食い止められるだけではなく、他の病気を予防していく、体の内臓の負担を減らし体の中をキレイにしていくこともできるでしょう。

●食事療法は食事制限ではないことを肝に銘じておく

食事療法を食事制限にしないためには、しっかりとカロリーを取っていくことです。当然栄養のバランスよくカロリーを取っていき、カロリーも適切なものにしておきます。この時の「バランス」「適切」というのは病気の状態によって個人差が大きく出てきます。専門家の指導はこの時の個人差を知るためにあるのであり、決して一般的な知識だけに振り回されるようなことがあってはいけません。

食事療法ではなく食事制限をしてしまうと、総じてカロリーが不足しがちになります。そうなると不足したエネルギーを体のたんぱく質を利用して生み出そうと体は動いていきます。そうするといくらバランスの良い食事をしたとしても、体は休まらず、余計な物質が体内にできてしまうことになります。食事制限は健康な人でも短期間に抑えておく必要がある食事方法であり、治療として取り入れることはできないと考えておく必要があります。
(ただ、症状によって制限の度合いを強くしなければいけないこともあります)

●腎臓病の場合、カリウムに特に注意をしておくこと

腎臓病の場合、塩分、カリウムについて注意をしておく必要があります。機能低下の具合によっては大きな制限が出てくることもあります。カリウムを制限するというのは、食べ物を制限することにつながる場合も当然あります。というのもカリウムというのは非常に多くの食べものに含まれています。
ただ調理の仕方によってカリウムを少なくしていくこともできるので、食事をしっかり取れるかつ、カリウムを制限できる食事というのが食事療法になるでしょう。食べ物が制限されてしまうからと言って、その食べ物を全く食べないようにするということではないので大きな注意が必要です。

●食事療法は本当に千差万別、同じ症状でも人によって内容は当然変わる

腎臓病と言っても、その状態は個人によって大きく差が出てきます。たんぱく質を非常に強く制限しなければいけない場合もあれば、注意しておく程度で良いこともあります。同じ症状を呈しているとしてもこのような違いが出てくることはあります。

それゆえに他の人用の食事療法メニューが、自分にとってベストであるということはないということになります。必ず自分専用のメニューを組んでもらう必要があり、そうでなければ食事療法の意味を持ってこないことも多いということになります。

栄養を多く取れば良いということでも当然ありません。特に腎臓病の場合、摂取してもそれを適切に排泄していくことができないケースが多く、栄養を多くとれば良いという考えであると、逆に体にとって大きな負担になってしまうことも少なくありません。何をどのように食べるのか、どの量を食べて良いのかは、決して自分で決めず、専門家のアドバイスを受けていくことが必要になります。無理、不必要な制限、暴飲暴食は食事療法とは真逆にある食事方法となります。

●腎臓病治療用の特別な食品とは

適切な食事療法でも、続けることが一番難しい課題になることも少なくありません。そのような場合、治療用の特別な食品を利用する場合もあります。食事療法でネックになりやすい、たんぱく質や、炭水化物、食塩においてこの治療用の特別な食品を利用することができると、栄養価的にもメリットがあり、そして、食事に対しての満足感等含めた精神的な作用も期待することができます。長期的に治療を進めていく上で、大切になるのがモチベーションです。モチベーションが下がってしまうとどうしても治療を長期的に続けていくことはできません。

食事は栄養補給のほかに、精神的ストレス解消の効果も持っています。ある意味で食事療法で一番難しいのは、精神的ストレス解消の効果を持たせていくことであるとも言えるでしょう。治療用の特別な食品は、ストレス解消効果をプラスしていく意味でも大きな存在となっていくでしょう。

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腎臓病治療の運動療法はやり過ぎは禁物

腎臓病と運動というのは一見関係ないように思えますが非常に大きな関係があります。腎臓というのはその調子を崩してしまったり、機能の低下を及ぼしてしまうようなことがあると、全身に影響していきます。それゆえに心肺機能が低下してしまうこともあり、運動機能が著しく低下してしまうこともあるのです。運動機能が低下してしまうとそれはより全身機能の低下を招いてしまい悪循環に陥ってしまう可能性もあるのです。

それゆえに腎臓病の人には運動療法が良いとされています。運動をすることによって腎臓に良い影響をもたらしていこうとするのが運動療法です。

人によってはあまり運動をしないほうが良いのではと思うこともあるでしょう。確かに非常に進行している腎臓病の場合、唐突に激しい運動をすることは健康を害する可能性はあります。しかし全く運動をしないことによるリスクも当然あり、場合によってそのリスクのほうが大きくなってしまうこともあるのです。それゆえに腎臓病でしかもある程度進行しているとしても、しっかりと医師の指示に従い定期的に運動をしていくことは必要とされています。

●運動をすると基本的に腎臓に行く血液は少なくなる

運動をしていくと腎臓に対して流れていく血液というのは少なくなります。これは筋肉や心臓、肺等に血液をより多く行き渡らせて運動能力を上げていこうとする体の機能の一つです。腎臓に対しての血液量が減ってしまうと、腎臓が血液をろ過していくことが自然とできなくなるため、腎臓にとって良くないとされています。しかし、そもそも全く運動をしなければ血液全体の流れが悪くなってしまうため、運動をしないというのもまたデメリットがあるということです。
症状が大きく進行していない場合には、むしろ運動を制限する必要がないことも多いです。むしろ積極的に運動をすることが推奨されることもあります。ただ、もし医師から運動について何か言われた時や、制限をかけられた場合には、しっかりとそれを守っていく必要があります。全く運動をしなくて良いというケースはあまりなく、基本的に状況に合わせて適度に運動をとり入れていくのが一般的な治療の流れになります。

●専門家の指示に従って自分に合った運動を

運動と言っても、非常に多くの運動があります。腎臓病の人に適しているケースが多い運動というのは、バスケットやサッカーというよりも、ウォーキングやストレッチであると言えるでしょう。もちろん普段から激しい運動をしている人の場合、症状が進行していなければその運動を趣味で続けていくのは十分「あり」と言えるでしょう。ただ、念のため医師に相談していくことをおすすめします。
場合によっては激しすぎるということで、制限を受ける場合もあるでしょう。

運動習慣がない人にとって激しい運動をすることはおすすめできません。関節や筋肉を壊してしまう可能性があり、それによって運動ができなくなってしまえば、腎臓にとっても当然良くない影響が考えられます。

ストレッチ、ウォーキングは激しい運動ではないのですが、良い運動になります。すぐに始めることができる上、長期的に行なうこともできます。
体重が多い人でもできる運動であり、運動の入門としては非常に適しているでしょう。ジョギングなどでも良いのですが、場合によっては膝を痛めてしまうこともあるので、最初はウォーキングのほうが良いです。
ストレッチは良い運動になるだけでなく、筋肉をやわらかくしたり、普段使わない体の奥の筋肉もしっかりと使っていくことができます。それゆえに新陳代謝を高めていくこともできるので、健康の土台作りをしていくことも可能です。

●体調管理もしっかりと行なうことが基本

腎臓病を患っている場合、心肺機能に影響を与えてしまっていることがあります。それゆえに運動をする前、そしてした後に、血圧をしっかりと測っておく、そしてしっかりと休息を取っておくことをオススメします。
こうすることで異常を感じやすくなり、無理をして運動をすることがなくなります。また血圧が高過ぎる場合には、軽い運動でも控えておいたほうが良く、場合によってはすぐに診察をしてもらうことが必要です。高過ぎる血圧は脳血管障害を引き起こしてしまうリスクがあり、腎臓病以外のリスクを増やしてしまいがちです。せっかくの運動でリスクを増やしてしまってはもったいありません。

運動をしていると、だんだい激しい運動に脅威をもっていく場合もあるでしょう。その場合にもしっかりと体調管理をしていくことが必要です。体調がすぐれていないのに、激しい運動をしてしまうとそれが怪我の原因になることも多いです。また体調が安定しているかどうかも重要です。悪い日と良い日が交互にくるような状態で激しい運動はするべきではありません。もしかしたら運動が自分に合っていない状況である可能性もあります。

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腎臓病治療 薬物療法

腎臓病の治療の1つとして薬物療法というものがあります。薬物療法については多くの病気の治療ベースになりえる治療方法であり、病気の進行を食い止めていく上でとても大きな意味を持ってくることも少なくありません。腎臓病においても例外ではないのですが、腎臓病の場合、腎臓の機能をサポートする薬が薬物療法として利用されることが多いです。

ただ、どんな病気にも言えることですが、薬だけで治療を進めていくということは現実的には難しいです。薬だけではなく、運動療法や食事療法をとり入れていき、少しでも状態を良いものに維持できるような努力が必要となります。薬はあくまでも急性期における対処、そして安定している状態でのサポート役ということになります。

腎臓病で利用されることが多い、メインの薬を紹介していきます。合併症や症状によってはこれ以外の薬が利用される可能性も十分にあるので、処方された薬をただ飲むのではなく、しっかりと関心を持っておくことをオススメします。

よく利用される薬としては
・降圧薬
・利尿薬
・経口吸着炭素製剤
・カリウム吸着剤
・エリスロポエチン製剤

等になります。

●腎臓の機能をサポートしてくれる薬

降圧薬、利尿薬については、他の病気でも積極的に利用されることが多い薬ですが、これらは、腎臓の血圧を正常に戻していくことで、腎臓の機能をしっかりと維持できるようにする薬となります。同時に、体の浸透圧をしっかりと維持できるようにする薬でもあります。血管系の合併症を防ぐという意味合いを持つこともあり、非常に大きな役割を持ってきてくれる薬と言えるでしょう。

同じ様に腎臓の機能をサポートしてくれる薬として存在しているのが経口吸着炭素剤というものです。これは腎臓の排泄する機能を補ってくれるものであり、尿毒症を予防するのに大きな効果を発揮してくれます。本来尿で出るものを、吸着剤を利用することで便として排泄をしていくことになります。

腎臓の機能をサポートしてくれる薬としてもうひとつあるのがカリウム吸着剤となります。経口吸着短素材と一緒の効果を持つこの薬は、カリウムに特化した吸着剤ということになります。カリウムは腎臓によって排泄をされないと体の中にどんどん溜まってしまう経口があります。
それを防ぐために、吸着剤でまとめて、便として排泄できるようにします。
カリウムもそうですが、本来腎臓で排出できる物質が排出できなくなると、それらは体の中にとどまり、心臓や他の臓器に負担をかけてしまうことも多いです。それゆえに腎臓の機能をサポートする薬というのはある意味で命に関わっていく重要な機能を備えている薬ということになります。

●腎性貧血を防ぐ薬

腎臓病になっていくと、腎臓病の影響によって血液を造る際に必要になるホルモン量に異常が出てきてしまうことがあります。こうなると当然血液が足りなくなってしまい貧血になります。これを腎性貧血と言うのですが、エリスロポエチン製剤を利用することで、その貧血を改善、予防していくことができます。
エリスロポエチンというのは、腎臓から出てくるホルモンであり、このホルモンが腎臓病になると減ってしまうのです。まさにこれを補うことで症状を緩和、抑制していくことになります。

●腎臓の症状というのは、人によってどの症状が強く出てくるかは変わる

腎臓というのはとても大きな機能性を秘めている臓器であり、それゆえに不調が出てきてしまうと、全身症状が出てきてしまうことも少なくありません。
これに加えて持病等がある場合には、症状が強く出てくるものが存在する場合もあります。それゆえに腎臓病の症状というのは人によって出てくる症状、強く出てくる症状が違ってくることも少なくないのです。薬は症状に合わせて利用されていくので、本来腎臓病には利用しないような薬を利用する可能性も十分にあります。同時に薬の組み合わせの関係で腎臓病の治療で利用することが多い薬を利用しない可能性というのもあります。医師に説明を要求することで、しっかりと薬についての説明を受けることはできます。また長期的に服用している薬がある場合には、それを決して隠すようなことはせず、しっかりと相談をしてください。
薬の組み合わせというのは思わぬ副作用を呈していくこともあり、場合によっては症状を悪化させてしまうこともあるので注意が必要です。

※薬のアレルギーというのも存在します。薬を利用して明らかに異常が出できた時にはすぐに医師に相談をしてください。症状によっては非常に大きな症状に発展していくこともあり、迅速な対応が求められることもあります。薬でアレルギーを発症したことがある人は当然事前に医師に報告をしておく必要があります。

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腎臓病の治療 透析療法

腎臓病の機能が著しく低下をしてしまう、もはや治療の効果をあまり期待できないような状況になっていくと、透析療法が検討されていきます。透析というと非常に悪いイメージを持っている人もいるかもしれません。透析に時間がかかるため会社をやめなければいけないというものや、私生活に大きな支障をきたしてしまう、非常に大きな不便な思いをしてしまう等、人によっては悪いイメージしかないかもしれません。

確かに透析療法にはそのような特徴はあります。しかし、そのデメリットは放置されているわけではなく、夜間受付をしてくれる医療機関や、社会的理解を促す活動というのは頻繁に出てきています。

透析というのは、しなければいけない状態であるにも関わらず、しないというような状況が続くと、それだけで命に関わっていく事態に発展しがちです。本来排泄できるもの、調節できるものが腎臓機能低下によって全くされないようになるのが、透析が必要な人の状態です。そのまま放置をしてしまうと、多くの内臓の機能不全に陥ってしまうことも可能性としてあるのです。

現在透析療法を受ける人は、その治療を一生していく必要があるとされています。それゆえに治療の負担は当然大きいです。しかし、透析についての技術や、考え方というのも発展してきており、この現状が将来的に変わっていく可能性はあります。

●腎臓病の全体的な治療の流れとは・・・

透析に至っていくまでの経緯としては、正常な腎機能がある状態での腎臓病に対しては薬物治療や、食事療法等の治療方法が取られていきます。腎機能が低下していくにしたがって、これらの治療と同時に、透析治療が行なわれるようになります。

透析治療の中でも流れというものがあり、腎臓の機能が少しでも残っている間は、腹膜透析というものが行なわれます。腹膜透析というのは、腹膜という部分に透析液を溜めて、その液を利用して透析を行なっていく方法になります。この方法は、自宅等の医療機関以外の場所で行なうこともでき、透析と言っても血液透析とは大きく違うことになります。

この腹膜透析でも対応できなくなっていくと、血液透析をしていきます。血液透析は体外に一度血液を流し、機械を利用して腎臓で排泄されるべき物質を排泄していくことになります。この透析方法は、基本医療機関で行なっていくことが必要です。しかし在宅でも血液透析ができるようにもなってきており、将来的に在宅の血液透析がより有名になっていく可能性もあるでしょう。一般的な透析のイメージは血液透析であることが多いです。(治療時間は4時間ほどかかることがあります)

●現状透析を行なう場合医療機関だけの協力だけでは難しい

透析を行なっていく場合、ただ医療機関と連携をすれば良いという状況ではないのが現状です。多くの人にとって大きな影響力を持ってくるのが、職場との連携です。腎臓病で透析が必要になるということを上司や職場の人に伝えるのはなかなか難しいものですが、しっかり伝えておかないと、仕事を続けることが難しくなります。
理解のある職場や、余裕のある職場であれば、しっかりと対応してくれることも多いのですが、理解がなかったり、余裕のない職場であると、なかなか治療をしながら仕事をしていくことが難しくなる場合もあります。

勤務時間を調節してくれるだけでなく、シフトで調整できる、休日をずらしていけるような職場であると、透析を行いながらも仕事をすることができます。逆にサービス残業が当たり前、どんな時でも仕事を優先しなければいけないというような職場であると仕事をすることは難しくなります。いわゆるブラック企業では絶対に透析をしながら仕事をすることはできません。(できたとしてもその会社で働こうと思う人はいないと思いますが)

理解がないような場合には転職をオススメします。透析は一生続きます。それゆえに理解がない会社で一生仕事をしていくことは現実的に不可能です。それであれば、しっかりと理解を示してくれる職場を探し、そこで新しく仕事をしていったほうが良いでしょう。給料等は下がってしまう可能性は当然あります。透析治療が必須の状況となるので、給料よりも、治療をしながら仕事ができるということに重点を置いて、しっかりと職場を探していく必要があります。

●理不尽な対応を受けた場合、医療機関、専門家と連携をして

時と場合によっては、透析療法を受けていることで理不尽な思いを職場でしてしまうこともあるかもしれません。特にそこがブラックな職場であれば、可能性は高くなるでしょう。その場合、決して泣き寝入りをするのではなく、医療機関の人に相談をしたり、弁護士等の専門家に相談をして。もらえるものはしっかりもらっておく必要があります。透析治療を受けているからといって、理不尽な思いをして良いわけはありません。

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腎臓病の治療 安静療法とは

腎臓病の治療には運動療法が取り入れられていることから、運動は比較的積極的にとり入れていったほうが良いという考えがあります。しかしこれも症状の程度によって大きく変わります。
万が一、腎臓病において入院の必要があるような場合、絶対安静が必要となり、安静療法が取られることになります。安静にしていくことが一番重要とされ、通学や通勤は基本的にしてはいけないという扱いになり、余暇活動等少しでも身体的負担になるような活動を禁止されてしまうことがあります。状態が良くなってきて腎機能についても対策、改善が見られたような時期になると、多少の運動をしていくことはできますが、それでも油断はできず、基本的に無理をすることを禁止されます。非常に軽い運動、家事ができるようになる程度と考えておく必要があるでしょう。

運動療法が効果を持ち、リスクが少なくなる段階というのは、軽症から中程度の症状の場合ということになります。軽症であればほとんど運動に制限を設けなくても良い状況であることが多く、普通に生活をすることができます。

入院をしなくても、非常に大きな制限を受けている場合、自分ひとりだけで生活をしていくことはなかなか困難になってしまうことが多く、家族の協力や、親族の協力がどうしても必要になってきてしまいます。
腎臓病になってしまった場合、どの程度進行しているのか、症状であるのかはできるかぎり自分ひとりだけでなく家族等を含めて知っておく必要があるということです。

●運動をしている場合、運動習慣がある場合

基本的に運動習慣があるというのは、腎臓病にとってプラス要素であることは間違いありません。運動をしっかりとすることで、多くの病気を予防していくことができます。逆に全く運動をしないほうが良い状態、安静療法が取られるような状態というのは、運動によるメリットよりも運動によるリスクのほうが大きくなってしまう状態ということです。運動を制限されている状況というのは極力短いほうが良いです。
運動をしても良いのに、しないで、運動習慣がつかないことは、腎臓病の予防という視点で良くありません。しっかりと運動をしていける時期を医師や専門家と見極めていき、かるい有酸素運動をしっかりとしていけるように準備をしていくことが大切です。

●はじめは散歩からということも当然あり得ます。

かといって、安静療法を受けている状況からいきなり、家事や、軽作業をするというのもリスクがあります。また体力が追いつかないケースも当然考えられます。

そのためまずは軽い散歩、歩行から始めていくことも当然あります。歩行というのは全身を利用する運動です。そのため耐久力が落ちているとちょっと歩いただけでもかなり疲れてしまいます。やっと運動をして良いという状況でかなり疲れてしまう運動をするのは良くありません。そのため歩行と言っても、本当に短時間からの歩行になることもあるでしょう。あせらず、しっかりと続けていき、運動習慣を身につけていくことが大切です。

どのような運動をしていくのかは、医師だけでなくリハビリ専門家と話し合って決めていくことになると思います。専門家の指導で体力的に厳しいという部分も出てくるかもしれません。メニューや負荷についてはしっかりと綿密に話し合っていく必要があり、専門家に言われたからという理由だけで続けていくのはリスクがあります。綿密に話し合い、状態、状況にあった運動をしていくことが一番のポイントです。

●進行の程度によって良いもの悪いものが変わっていく

進行の程度によって治療法の良し悪しは変わってきます。腎臓病の治療において自己判断で何かをするということは少ないかもしれませんが、それでも専門家の指導の下しっかりと行動をすることを肝に銘じておく必要はあるでしょう。そうでないとちょっとしたことがリスクにつながることもあります。(自分で良いと思って行なったことがリスクにつながることもあるので、自己判断はそれ自体リスクが出てきます)
軽症であれば制限は少ないのですが、制限が多くなる安静療法が必要になるような人の場合には、しっかりと制限を確認し、それらを守っていく必要があります。腎臓病は長期的な治療、根気強い治療が必要になる病気です。(入院が必要な症状の場合には、しっかりと入院をして経過を観察することが必要です。入院は専門家の目が届きやすいという一番のメリットがあるため、制限についても理解を示しやすくなります。)
それまでの生活様式にとらわれず、しっかりと腎臓病の治療ができる生活を目指していくことが大切です。良いこと悪いことをリスト化しておくことなども時には必要になってくるでしょう。

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