「毒親」という言葉を聞いたことはありますか?
子供に対する親の虐待もよく聞かれますが、毒親とは、力の暴力だけではなく言葉や態度の暴力を子供にしてしまう親のことです。
毒親と呼ばれる親は近年増え続け、同時に傷ついている子供も増えています。
あってはならないことですが、毒親について考えてみましょう。

■近年増加傾向にある子供への虐待

虐待は、近年増加傾向にあり、被害を受ける子供たちも後を絶ちません。
虐待の原因は不況と核家族化にあると言われています。
お父さんは、仕事をしても低賃金で、頑張って働いても子供にお金がかかり自由に使えるお金がない。
お母さんは、育児・家事を手伝ってくれる人がいないので、一日中子供と二人きりの生活。
お互いにストレスがかかり、子供に対してしっかり向き合えなくなってしまう親が多いのですね。

■虐待の中でも分かりにくいのが毒親からの被害

毒親とは、一体どんな親なのでしょうか。
子供にとってよくない親というのは分かりますが、実はまだ具体的に定義があるということではないようです。
毒親は、子供を自分の支配化に置きたがる傾向があります。
子供の行動や言動をコントロールしたがり、自分の都合で子供を使おうともします。
暴力はないものの、精神的に子供を追い詰めるような言葉を繰り返して使ったりもします。
子供は知らず知らずのうちに、親の支配化に置かれ、反抗できなくなってしまいます。
結果的に、子供はのびのびと成長できないので、周りに気を使ったり周囲からの目線を必要以上に気にする子になってしまうようです。
学校や児童施設でも発見されにくいので、子供自身も誰にも相談できずに見過ごされているケースがほとんどなのです。

■毒親にならない・被害を拡大しないために…

子育てをしていると、子供に対してストレスを感じることもあります。
ついイライラしてしまい、子供をきつく叱ってしまった、手を出してしまった…。
そんな方は、私も毒親?と思ってしまうかもしれませんね。
しかし、本当に毒親になってしまっていたら、自覚症状がほぼないはずです。
ですので、自分のしたことを毒親かも?
と反省しているのなら、心配しなくても大丈夫です。
毒親になってしまうと、自分が毒親であることにも気付けないのです。
それほど、子育てや生活に追われている、とも言えます。
子育てを一人でしすぎない・悩みを抱え込まないというお母さん自身の意識が大切になります。
また、パートナーなどに些細なことでも相談して話を聞いてもらうことで、心の余裕は格段に増えます。
子育てを頑張りすぎている人が周囲にいたら、優しく声を掛けてあげましょう。
毒親は確かに悪いのですが、一生懸命になりすぎてストレスを抱えている、というケースも非常に多いのです。
周囲の人が少しでも気にしてあげられるだけで、毒親にならずにすむお父さんやお母さんもいるはずです。